指標からみた沖縄

100の指数からみた沖縄県のすがた(沖縄県統計協会発行)という冊子があり目を通しました。

産業・経済の項目:沖縄県の県民所得は216万の47位(前回47位)で最下位です。ちなみに全国平均は319万。ですが、実質経済成長率は全国1.55%に対して沖縄県3,27%の7位(前回6位)で、成長率は全国上位です。経済成長はしているのに所得が増えていないのがデータで読み取れます。また新設立は全国5.89%に対して沖縄県8.18の1位(前回4位)、廃業率は全国7.72に対して沖縄県8.63の3位(前回3位)でした。

個人的な考えですが、上記の統計から本土の大手企業や外資が沖縄県に参入してきて経済成長はしているが、現地にはお金が入らない、現地企業が淘汰されていっているのではないかなと思っています。

現在宮古島バブル真っ最中で、観光客は右肩上がり、ホテルの建設ラッシュ、新空港ももうすぐ完成予定でまだまだバブルは続くと思いますが、部落の方とお話している限りでは恩恵はなく、風景だけが変わっていっている状態との事でした。

私の担当している地区はインギャー(本名:イムギャーマリンビーチ)という素晴らしい海がありますが、観光客がお金を使う施設がほとんどありません。自治会と協力し、観光客がお金を使いたくなる仕組み作りをして部落民の所得が少しでもあがるようにしたいなと思う今日この頃です。

 

おまけ:沖縄県はハンバーグ年間支出金額全国1位でした!!