沖縄県地域おこし協力隊事情

ども。地域おこし協力隊に着任してから8ヶ月近く経ちました。研修などで沖縄県他地域の協力隊や全国の協力隊のメンバーと交流する機会があり、それぞれの地域での悩みごとや宮古と比べるとここが違うんだな~って所がわかってきたりしてきました。

今回は沖縄県の地域おこし協力隊事情について少し。

 

現在沖縄県では19の自治体で69人の地域おこし協力隊が活動しています(2018年12月時点)。

男女比は全国的には男性が6割程度、女性が4割程度ですが、沖縄県は逆で男性が4割弱で女性が6割強の割合です。これでも数年前と比べると男性が増えてきているそうで、基本的には女性の割合が多いのが特徴です。ただ理由は分からず。。笑

後、どうしても目に付く残念がデータがあって、退任後の定着率が全国平均約60%に比べ、沖縄県は約30%で全国第46位(H29年度3月の任期満了者12人中4人定住)。

とても低い定着率となっています涙

※他県で1人だけ地域おこし協力隊を採用して、その方が定着すれば定着率100%の県という事になるので、全国平均がデータとして有効かどうかは個人的には疑問があります。沖縄県の定着率が高くないことは間違いないですが・・

 

他県にあるかはわかりませんが、沖縄県には沖縄県地域づくり応援隊という地域おこし協力隊をサポートする地域おこし協力隊がいます。彼らが研修会を開催したり活動調査などを行い、定着率アップや協力隊が活動しやすい環境作りなど行いがんばっています。

 

↓ここからは個人的な見解です。

定着率が良くない理由の一つは定住型の募集が多くなかったかな~っと思っています。例えば、伝統文化を継承する募集や就農型で特産物の生産に従事してその後に独立など。

先日、沖縄県地域おこし協力隊だけが集まる新人研修に参加してきましたが定住型で来ている方も多かったので、定着率も増えてくると思います。

もう一つは想像と違ったという理由。気候、人、文化が本島とは大きく変わります。ここに関しては住んでみないとなんともいえない所なので運もありますが、調べれる限りは調べた方が良いです。

 

ちなみに宮古ではオトーリという文化がありますが、酒が飲めない人にとっては地獄です笑

また、私が宮古にきて1番苦労しているのは物価。。宮古バブルで全ての物価が青天井で上昇中。飲み会も都内と変わらない価格+代行代が掛かり生活費が想定の2倍以上掛かっています。。

給料が減って生活費は変わらずという状況になっています。下調べ不足でした。。。

 

全国的に地域おこし協力隊を採用する自治体が右肩上がりで増えてきており今後も増える見込みです。

っということで、これから地域おこし協力隊として働こうと考えているみなさん、応募する前に予め情報を仕入れておけばミスマッチも減り定着率も上がるはずです。

先輩協力隊のいる地域であれば、SNSを行っている協力隊も多いので直接聞くのもありです!

1年ごとの契約ですが基本的には3年間地域おこし協力隊として働きます。楽しく働けるようにしっかり準備して望んで下さいね!